『奄美・加計呂麻島のてまりうた えぐさゆうこ』PVが完成しました。
ナレーターとしても活躍し、屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。 2016年に発表されたミニアルバム『宝歌-takarauta-』に続く、待望の1stフルアルバム『麗しき島々』が完成。 今作では奄美・屋久島・種子島の古謡を中心に取り上げており、 伝承者が少ない屋久島の古謡「まつばんだ」や、 えぐさゆうこの師匠である朝崎郁恵が喜界島の祖母から聴かせてもらったという江戸時代以前の古謡等も収録されている。 アレンジには加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太と、ブラジリアン・スタイルのギタリスト笹子重治。 演奏は、笹子重治とパーカッション渡辺亮氏の絶妙なコンビネーションによる楽曲や、多方面の作編曲家からの信頼も厚いヴァイオリンの吉田篤貴とチェロ菅野 太雅によるストリングス、 ブルガリア民謡や江州音頭の佐藤みゆきとのコーラスデュオなど、多彩なミュージシャンによる端正なアレンジが完成した。
『麗しき島々』えぐさゆうこ
ティアレミュージック Tiare-003 価格 税抜き2500円
曲目
1.長雲(奄美)
2.田植え唄(喜界島)
3.千鳥浜(奄美)
4.鳥が鳴く(屋久島)
5.とっぴぶし(屋久島)
6.まつばんだ(屋久島)
7.てまりうた(奄美・加計呂麻島)
8.小島の子守唄(屋久島)
9.小瀬田の四つ竹踊り歌(屋久島)
10.ようかい(種子島)
11.まつばんちゃ(喜界島)
12.ええうみ・Месечинко льо(奄美・ブルガリア) ・
演奏者クレジット
えぐさゆうこ:vocal
笹子重治:guitar
江草啓太:piano,electric piano,奄美竪琴
渡辺亮:percussion
吉田篤貴:violin
菅野太雅:cello
佐藤みゆき:chorus
リリースにあたり、推薦コメントをいただきましたのでご紹介いたします。
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南方から流れ込む黒潮に抱かれながら、島から島へと歌い継がれ、長い時間をかけてじっくりと育まれてきた歌の数々。えぐさゆうこは、そんな歌の封印を解き、新たな息吹きを吹き込む。その歌唱はいわゆる民謡調でもなければJ-POP調でもなく、あえて表現にするならば「古謡調」。彼女の師匠である朝崎郁恵の歌を初めて聞いたときの感覚が蘇った。
すでに伝承が途絶えてしまった古謡を持ち前の好奇心と探求心のもと蘇らせる活動スタンスは、「歌うフィールドワーカー」あるいは「実践する民俗音楽学者」とでもいえるだろうか。歌の生まれた場所とそれを育んできた人々への敬愛、そうした歌を表現するうえでの覚悟さえ感じられる、古くて新しい「列島のうた」がここにある。
大石始(ライター)
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儚さと土臭さが同居する不思議な万華鏡。
はかないのかと思わせておきながら実は歌声の隅々まですべてをコントロール下に置いている技量をさりげなく随所で感じさせ、聴く者に「これはかなわない」とどきっとさせる。
幼女、艶っぽさ、老婆のイメージがくるくると入れ替わるような。
アレンジ・伴奏からは、愛を感じる。
シンプルに、引いて引いて、歌をそっと引き立てよう、と。そうすれば引き立つ歌なんだという確信に基づいている。
小瀬田の四つ竹踊り歌のピアノの入りがかっこよいー。そして歌も最高。耳に残るけど、私にはできない、入れない、再現できない、こんなに好きなのに、ああ残念(好きなものには混ざりこみたいタイプ、だから歌っている)。
どの曲もほんとうに素敵。
真摯な向き合い方がひしひしと伝わって心を打つ。
声好きな私は、そのなかでもみゆきさんとの絡みがいちばん好き。しゃくりあげるときの絡みがやばい。あれは他の誰でもありえない、おふたりの声の相性と、歌への向き合い方のシンクロ具合があってこそでしょう。2人なのにひとつの声の幅が広がっているような。
三枝彩子(オルティンドー歌手)
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AmazonやCDショップでも取り扱っています。
『月刊ミュージック・マガジン』2021年1月号。アルバム・レビューのページにて、「ワールド・ミュージック」のコーナーでCD「麗しき島々/えぐさゆうこ」の紹介が掲載されています。コメントはライターの原田尊志さんです。
ナレーターとしても活躍し、屋久島にルーツを持つ歌手・えぐさゆうこ。
伝承者の少ない屋久島の子守唄、奄美のシマ唄をコーラスアレンジした『朝顔』、トカラ列島の無人島の『しゃくだんばな』など南西諸島の希少な唄や、中島みゆき『竹の歌』、大貫妙子『花・ひらく夢』など名曲のカバーを織り交ぜた1stミニアルバムが遂に完成。
演奏には加藤登紀子や伊藤多喜雄のサポートなどでも活躍するピアニスト・江草啓太、 早川義夫との共演でも知られるアコーディオン奏者・熊坂路得子が参加。
屋久島・奄美・トカラ列島の古謡と名曲の世界が響きあう1枚。
えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、
私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。
(民謡歌手 伊藤多喜雄)
■収録曲:
1. 朝顔節(Amami)
2. 竹の歌
3. 花・ひらく夢
4. シャ・リオン
5. 永田の子守唄(Yakushima)
6. 花富の子守唄(Amami)
7. しゃくだんばな(Tokara)
■演奏:
えぐさゆうこ(Vocal,奄美三味線,chorus)
江草啓太(ピアノ,奄美竪琴,programming)
熊坂路得子(アコーディオン)
■プロフィール
えぐさゆうこ / 歌手・ナレーター、元南海放送アナウンサー。
横浜国立大学美術科時代にモダンダンス部に在籍し、コンドルズ近藤良平氏に師事。
2000年に南海放送入社しアナウンサーとしてテレビ、ラジオで活躍。
在局中に奄美大島のシマ唄を知り人生観が劇的に変化。
最初は独学だったが尊敬する唄者(うたしゃ…奄美大島のシマ唄の熟練した方に対する尊敬の念を込めた称号である)に出会い、方言や昔の生活、唄掛けなど唄について深く学ぶ機会を得る。
そこでの経験からより深く自分の唄を深める為に2009年父の故郷・屋久島で唄の調査を行い、「幻の名曲」と言われた古謡の存在に出会う。
50年近く前の名手の音源の独特な音階などに忠実に再現しようとさまざまな試行錯誤を重ねるうちに、他の地域の豊かな音楽を知るようになり、隠岐諸島や瀬戸内海などの伝承者が居ない唄などを調べるようになる。その活動が夕刊フジ、サンデー毎日、スポーツニッポン、南日本新聞などで紹介され話題を呼ぶ。CD『まつばんだ』(ライブ会場限定販売)などをリリース。モンゴル音楽祭や新居浜太鼓祭りなど様々なイベントに出演している。現在もナレーターとして活躍する質の高い語りと、古謡などを織り交ぜた舞台は「圧倒的な表現力」と評される。
CDに寄せていただいたコメント
シマ唄を愛する気持ちが伝わってきます。
これからもずっと歌い続けてください。
奄美シマ唄 朝崎郁恵
人と自然が創る声の響きに
心地よさと癒し、えぐさゆうこの宝歌
この宝歌のアルバムから、たくさんの糸が見えてきました。
赤い糸、青い糸、太い糸、細い糸、それぞれを一つにして
紡いでゆくと、それは世界自然遺産となり20年以上の歳月が
流れた屋久島に、また新しい生命が誕生するようでした。
えぐさゆうこさんの声は、途絶えかけそうてしまいそうなあやうさをも抱えながら、私たちをあたたかく満たし母のように語りかけています。
民謡歌手 伊藤多喜雄
アナウンサーという異業種から、新しい場所で歌い手として活動を
本格化して 早くも作品を発表できるゆうこちゃんのバイタリティ、
引き寄せ力はすごい。
きっとず~っと歌っていく人でしょうから
このアルバムは記念すべきスタート。 リリースおめでとう。
大事に聴いてくれる方達に届くといいですね。
重住ひろこ(スムースエース)
ウタは人なり。えぐさゆうこさんは、天然です。とても聡明な人にして、どこかノンビリしています。今の時代、人はたとえ自分自身はうぶすな民謡ひとつ歌えなくても、遠い見知らぬ(でも同じ地球上の)土地が脈々と受け継いできたもの、つまりルーツに裏打ちされたウタの強さにはやはり懐かしさや憧れを感じるものと思いますが、ゆうこさんは実際に自身のルーツでもある ‘島のウタ’
をずっと長いこと探し歩いてきた。その強い情熱には、やはり懐かしさや憧れ以上のものがこもっていると思います。その集大成のこのアルバムには、さらにゆうこさんの個性である、どこかノンビリした ’ゆるさ’ が宿っていて、とても優しい響きだ、と思いました。
自由型ピヤノ弾き語り 鈴木亜紀
(コメントはアイウエオ順で掲載させて頂いています)
取り扱い店舗、通信販売のお知らせ
通信販売
実店舗
●東京都
【新宿】タワーレコード新宿店(8FJ-POPコーナー)
【渋谷】タワーレコード渋谷店(ワールドミュージックコーナー)、EL SUR RECORDS
●大阪府
【梅田】梅田大阪マルビル店(ワールドミュージックコーナー)
●愛媛県
【松山】MORE MUSIC スタジオOWL
※愛媛県内の明屋書店でも販売を開始しました。えぐさゆうこが12店舗それぞれに
向けて手書きPOPを書かせていただきました。取扱店は以下の通りです。
平井店・石井店・空港通店・MEGA平田店・MEGA西の土居店
西条本店・川之江店・喜田村店・大洲店・八幡浜店・宇和島明倫店・南宇和店
2019年2月1日、「宝歌」の楽曲配信がスタートしました。
■主な配信サイト
・レコチョク
・エムティーアイ
・ドワンゴ
・レーベルゲート
・LINE MUSIC
・AWA
・ototoy
・Apple Music
・Google Play
・Spotify
・iTunes Store
・amazon mp3
『月刊ラティーナ』2017年2月号。国内盤レビューのページにてCD「宝歌-takarauta-/えぐさゆうこ」が掲載されています。「力強く温かみのある歌声は非常に魅力的だ。」 「多彩なアレンジの中でも、一本筋の通った力のある声は一切ぶれがない。」とライターの栗本斉さんにご紹介いただきました。ありがとうございます。
『月刊ラティーナ』2016年12月号「2010年代の世界の音楽-第4回アジア編-」の中で、ライターの大石始さんがCD『宝歌-takarauta-』を紹介して下さっています。
2016年11月6日の深夜、坂本龍一さんがパーソナリティを務めるJ-WAVE『RADIO SAKAMOTO』のオーディションコーナーで『宝歌-takarauta-』収録の「朝顔節」がオンエアされました。数ある応募作品の中から坂本さん自ら選んで下さいました。番組のホームページのコチラでは「朝顔節」をフルコーラスで聞くこともできます。
池袋の『鈴ん小屋』にて。詳しくはコチラへ。
Youtubeで試聴できるようになりました
スポーツニッポンで紹介されました
2013年7月13日付けのスポーツニッポンに記事が掲載されました。
7月11日に行われた「ネオ・ミュージックフェスティバルVOL・1」でのライブの模様です。
えぐさゆうこ 土着の歌で圧倒的な表現力を披露 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
サンデー毎日で紹介されました
3月6日発売のサンデー毎日[2012年3月18日号]に記事が掲載されました。
AKB48の前田敦子さんの表紙が目印です。(以下のリンクは見出しのみで記事はありません。)
南日本新聞で紹介されました
●その一「屋久島の民謡現代に 現地で採取、CD制作/東京・江草さん夫妻」(2/26付)
●その二「かお」(3/2付)
●その三「南風録」(3/4付)
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